クライアントを元気づける技術とその方法(その8)

当コラムではアメリカのオーガナイザーによるレポートを紹介しています。

現在のテーマは「クライアントを元気づけ、安心させる技術」。

アリゾナ州ツーソンで、「クラター・バスター」として活躍する、
パム・ロウシャーさんのコラムを参照しています。


ロウシャーさんが提唱している、クライアントを元気づけるためのメソッド
「 ABCアプローチ 」の内容を説明しています。


今回は2つ目の「B」、

B—Be willing to listen. 
「聞く意思を持とう」 

の説明の続きとなります。

「『私と一緒にお片づけをしていくことで、何か心配なことはありますか?
  私に話してください』、

 または
 『一緒にお片づけしていくのに、どんな感じで進めていきたいですか?
  教えてください』

 とクライアントに言う場面を思い浮かべて下さい。

 あなたがクライアントに『聞く』姿勢でいるとき、彼らは、
 自分のお片づけの悩みが何なのか、そしてどうサポートするのが
 ベストなのかをあなたに話してくれます」

 お片づけビジネスのクライアントは、オーガナイザーに依存的な人も
多く、全てをプロにゆだねなければならない、と思い込んでいる人も
少なくありません。

その中でも、クライアント自身が主導権を握れる領域を与えられる
うれしいというか、

「自分のことを見てくれている」という安心感が得られるようです。

「ゆっくり進めたい」「きつく言われるとへこむ」などと要望があれば、
それに従ってあげると喜ばれます。


ただし、あまりゆっくりすぎて予定の期日に仕上がらない、と途中で
気づいたら、

「今のペースだと、最初の予定通りにはいかない恐れがありますよ」と
伝えてあげましょう。

タイムリミットがある場合、クライアント側から途中でのペース変更を
望むケースもあります。

途中での方針転換は後からでも可能ですので、出来るだけ
クライアントの 要望を聞いておくことをお勧めします。


吉島智美(2014/09/05+加筆)


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