お片づけのプロとクライアントの幸せな関係(その1)

当コーナーでは、「お片づけのプロ」という仕事をよりイメージしやすいような、 コラムやレポートを紹介しています。   今回から数回にわたり、「お片づけのプロとクライアントの幸せな関係」と題して、 「お片づけの仕事」を心から楽しんでいる、ある「お片づけのプロ」のエピソードを お伝えしていきます。   お片づけのプロとクライアントとの関係の幸せなあり方として、とても共感できる 内容です。楽しんでくださいね。   「お片づけビジネス」は、片づけが得意な人にとってはとても楽しく、 やりがいのある仕事だと思います。 しかし、いかに好きな仕事でも、ひどく汚れた部屋に毎日のように通ったり すれば、「お片づけのプロ」といえどもモチベーションを維持するのが難しくなる はずです。   お片づけ好きな人はたいていの場合「きれい好き」でもあるので、 汚れた部屋ばかりを見るのはつらい、というのも正直な気持ちだからです。   そんなジレンマに陥った「お片づけのプロ」の卵さんに対して、JAPOでは 「部屋ではなく人を見る」ことをお勧めしています。   なぜクライアントが現在の状況を作り出し、部屋が片づくにつれて クライアント自身がどう変化するのか、を観察するのは、お片づけのプロとして 最高の学びになるだけでなく、人間力の幅を広げてくれるからです。   そんな「部屋ではなく人を見る」を地で行くようなオーガナイザーのレポートを 見つけました。 カリフォルニア州ウォールナットクリークで活動するマリリン・エリスさんによる レポートは、こんな出だしから始まります。   「私がプロフェッショナル・オーガナイザーになったのには、 様々な理由があります。 まず、お片づけは私にとって、ごく自然なことでしたので、実際に 最も得意で好きなことをして、お金が稼げると知った時は喜びました。 しかしながら他の理由として、様々なクライアントが私を魅了する、 ということが挙げられます。 彼らはそれぞれに、興味深い話を持っています。時に悲しく、 時に私を発奮させるような、そして単純に愉快な話です」   お片づけが日常の中で自然な、当たり前のこととなっている人にとっては、 お片づけが仕事になり、しかも報酬をいただけるというのは非常に ありがたく感じます。   私も、この仕事を始めた当初は、喜んでいただけてうれしい反面、 「こんな当たり前のことでお金を受け取っていいのだろうか」 と思ったこともありました。   エリスさんのコメントを見て、親近感を感じましたね。また、様々なクライアントとの 出会いや、彼らの話を聞いたり、やりとりすることにやりがいを感じるというのも 同感です。   クライアントはそれぞれに、お片づけにまつわる様々なストーリーを もっています。   彼らの話を聞くことで、お片づけのプロとしての経験値や話題の幅が 広がっていくのを感じます。   つづく 吉島智美(2010/11/30+加筆)
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