JAPOとは

得意な「お片づけ」が仕事になる!仲間とプロをめざそう!

多くのモノを所有することで、自分を誇示する時代が終わろうとしています。今後は、あふれるモノ・情報の中から自分に合うものを選択して、自分らしく生きる時代となっていくでしょう。

 

そのためには、自分とは何か、自分には何が合うのか、というセンスを研ぎ澄ます必要があります。しかし、多くの人が旧来の大量消費生活のイメージに囚われ、すぐには考えを切り替えられないことでしょう。

 

あふれる情報の中で、「自分がどうしたいのか」「自分はどういうタイプなのか」など、自分を客観的に見ることができず、何をしたらいいのかわからなくて、苦しむ人も出てくるでしょう。やる気になって、一気に片づけようと頑張っても、途中で息切れしてしまう人もいるでしょう。

 

プロフェッショナル・オーガナイザーは、そういった個人の価値観の変化を支え、本当に進みたい道へと導く「ガイド」です。クライアントと対等な立場で、その人がどういう人なのかを客観的に理解し、必要な情報を的確に伝えます。クライアントが「本来の、なりたい自分」になるための、具体的なステップを明確にする存在です。

 

当協会は、優秀なプロフェッショナル・オーガナイザーを育成し、より多くの人に快適な暮らしをお届けすることを目的とします。


プロフェッショナル・オーガナイザーとは?

「プロフェッショナル・オーガナイザー」という耳慣れない言葉に、戸惑った方もいるかもしれません。

プロフェッショナル・オーガナイザーとは、アメリカで20年以上前から急成長している整理整頓ビジネスの担い手で、家庭や仕事場を使いやすく整理する「整理整頓のプロ」のことです。

その役割については、詳しくは無料レポートに書きますが、簡単に言うと2つあります。

ひとつは、クライアントの所有物を整理し、使いやすく配置することです。もうひとつは、クライアントがモノの要不要を決断するプロセスに立会い、思考の道筋を整理することで、今後の生き方や生活を見直す手助けをすることです。

後半が、ちょっと分かりにくいですね。なぜ、モノの要不要を考えることが、生き方や生活の見直しにつながるのでしょうか。

その点が伝わるよう、以下に、当協会のスタッフが体験した実例2件をご紹介します。

ケース1:使っていない学習教材を処分できない

クライアントが、以前に挑戦して挫折した学習教材を手放せない場合。
押入に、使わない英会話の教材CDセットが大量にあって、布団が入らず困っていました。

まず、オーガナイザーはクライアントに、現状に至った経緯を質問します。

オ:「買って、使わなくなった理由はなんですか?」

ク:「取り組む前は、やる気があったんですけど。思ったより難しかったんですよね」

オ:「この教材、今後使うことはありますか?」

ク:「まず使わないと思いますけど、高かったから手放せなくて・・・・・」

オ:「使わないのに、結構な場所をとっていますから、もったいないですね。
現状を変えるなら、△△さんの場合、ふたつ選択肢があります。
ひとつは、リサイクルショップに持っていく。売れなければ思い切って処分、と決める。もうひとつは、1年以内にもう  一度取り組むことにして、できなければ処分、と決める。もちろん、そのまま残してもいいのですが、何も変わりません。どちらを選びますか?」

しばらく悩んだ末、クライアントはリサイクルショップに持ち込む、と決めました。悩んでいる間は苦しそうな表情でしたが、決断した後は、ほっとした様子でした。

オ:「モノの処分って、大変でしょ? エネルギーを使いませんでしたか?」

ク:「本当にそうでした。こんな思いをするくらいなら、買うんじゃなかったって思いましたよ」

オ:「今回のことが、今後の買い物に影響しそうですか?」

ク:「今思い返せば、これを買った時、『英語を話せる自分』に漠然と憧れていたんです。
広告をみて、つい買っちゃったんです。最初は聞きましたが、すぐ聞かなくなって。
思い入れなんて全くないのに、手放すとき、すごくつらかったです。
思いつきで買い物するのは、もうやめようと思いました」

この例は、モノの要不要に真剣に取り組むことで、生き方の見直しにつながったケースです。

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ケース2:やせていた頃の服を処分できない

クライアントは、やせていた頃に愛用していた服を、大量に抱えていました。「着られない服」がたくさんあって、クローゼットに納まりきらず、床にあふれています。

現在は着ていない服が大量にあるわけですから、オーガナイザーはまず、こう訊ねました。

オ:「なぜ、着ないのに処分できないのだと思いますか?」

ク:「もう少しやせたら、また着ることが出来ると思うから」

オ:「最近は、どういう服を着ていますか?」

ク:「どうしても今の体型に合った、着ていて楽な服を選んでしまいます」

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ここから先は、クライアントのタイプによって対応が分かれます。

タイプ別:オーガナイザーの対処法

現在も、それなりにおしゃれを楽しめているタイプの場合

オ:「今もおしゃれですよね? 今後、無理してまで、やせようと思う可能性は低いのでは?」

ク:「理想を言えば昔の方がいいですけど、まあ、今もそれなりに楽しんでいる方かなあ」

このケースでは、昔の服の処分を勧めます。現在を楽しめている人は、過去へのこだわりは比較的軽いはず、と考えるからです。

「自分の姿を鏡で見ると、悲しくなる」「医者にダイエットを勧められている」タイプの場合

このケースでは、対処法が異なります。
昔の服や、やせていた頃の思い出が、ダイエットのモチベーションとなる可能性があります。

このときスタッフは、3つの選択肢を提示しました。

3つの選択肢

オ:「○○さんの場合、3つの選択肢があります」

オーガナイザーは切り出しました。

オ:「1つは、『以前の服を着ることはまずないから、特に印象深い服のみ残し処分する』です。
ダイエットに成功したら、改めてその時に似合う服を買う、と割り切って考えます」

オ:「2つ目は、『処分が精神的につらく、昔の服へのこだわりもあるから、今回は全て残す』。
いわゆる現状維持。第三者の意見を聞いても、処分できないことがあるからです」

オ:「最後は、『条件付きで服を残す』。条件とは、「これからダイエットする」を前提とすること。
そして無理ない目標と、達成までの期限を決め、期限が来たら、服を処分すること。
結果はどうあれ、やせていた頃か、現在の服を手放せて、『スッキリ』が実現します」

「選択肢1」を選ぶには、過去へのこだわりを自分の中で整理する必要があります。
「やせていた頃も、今の自分も好き」と思えないうちは、「選択肢1」はつらいものです。

「選択肢2」は、問題の先延ばしで何も変わりません。

「選択肢3」は、ダイエットをするという生活の見直しを伴います。

このケースでは、服の整理を実行に移すために、
考え方の変化か、生活の見直しが求められる、ということが分かります。

実際、ここまで頭の中を整理するのに、単独では困難です。
しかし、オーガナイザーが手伝うことで、スムーズに進みます。


協会設立の目的

戦後、日本は世界有数の豊かな社会となり、その結果日本人は数多くの「モノ」を所有するようになりました。その一方で住環境については、「うさぎ小屋」こそ脱したものの、国土が狭いゆえに個人住宅も広さに恵まれているとはいえません。

結果として、狭い住空間に多くの「モノ」を収容することとなり、生活空間がモノによって圧迫されている家庭が非常に多くなっています。つまり、生活の質向上が、所有物の多さによって犠牲になっているという、皮肉な状態となっているのが現状なのです。

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日本が真に豊かな社会となるために必要な課題は、価値観の変化です。多くのモノを所有することが「豊かさ」である(たとえ使いきれなくても)という考え方から、所有物を見直し、使う「モノ」だけに整理し、なおかつ使いやすく整頓して、生活の質向上を図るという考え方へと、次第にシフトしていくことでしょう。

この課題に対して、NPO法人日本プロフェッショナル・オーガナイザー協会が貢献できるのは、以下の2点です。

  1. 一般市民および社会人を対象に、家庭または職場の整理整頓技術をお伝えすること。これは、整理整頓というテーマに沿った講演会、セミナーの開催をイメージしています。
  2. 整理整頓への物理的・心理的障害を客観的に理解・評価できる人材、そして一般市民の整理整頓を改善・サポートする専門人材の育成を行うこと。これは、整理整頓に関する十分な知識を有し、「片づかない人」が抱える悩みや心理的な問題に共感して、クライアントの整理整頓を、技術的・精神的にサポート出来る存在、 プロフェッショナル・オーガナイザーの育成をイメージしています。

以上の貢献により、一般家庭の家事や、企業のビジネスを効率化し、なおかつ整理整頓の職業能力開発に寄与することが、当協会の目的です。


当協会の活動内容

当協会の活動は、大きく分けて以下の2つとなります。

  1. 一般向けのセミナーと講演会
  2. オーガナイザー育成を目的とするセミナー

一般向けのセミナーと講演会

広く一般の方に参加いただけるセミナーと、講演会を開催します。
開催の目的は以下の3点です。

  1. 広く一般に、整理整頓の意義と、片づけに関する実用的な知恵を伝えるため
  2. 片づけが苦手な人と、得意な人や片づけを教える人との出会いのため
  3. オーガナイザーという職種との接点を提供することで、一般への認知度を広げるため

オーガナイザービジネスの研究・・・理論と実践、マーケティング

日本における整理整頓関連のコンテンツについて

日本において、整理整頓に関する書籍・セミナー等コンテンツのほとんどが、「いかに整理するか」という、整理整頓の理論やノウハウに類するものです。

実際に現場で使用する方法論として優秀なメソッドも多いのですが、同時にその多くから、「整理整頓が苦手な人を、どうサポートするか」という、オーガナイザーに必須の視点が抜け落ちているケースも見受けられます。

つまり、オーガナイザーとして活動するために必要なスキルのうち、「片付けるスキル」習得の機会は豊富ですが、「クライアントに共感し、信頼関係を構築する」という、もうひとつの不可欠なスキル習得の機会が少ないのが現状です。

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信頼関係を築くスキルとは

このスキルを取得するには、コミュニケーションの技術や心理学を学ぶと共に、
感情や人間関係について理解する必要があります。これらは机上でも学ぶことが出来ますが、実践するのが学びへの一番の早道です。かといって、急に現場に出るのは不安なものです。当協会では「実践のシミュレーション」の場を提供します。

「現場で起こりがちな状況」のパターンをシミュレートし、それに対してオーガナイザーがどう対応するかについて、ディスカッション形式で学んでいきます。

当協会のスタッフがアメリカにて体験してきた、大変ユニークなセミナーです。他では学べない貴重な体験となるでしょう。

「理論」・「実践」・「マーケティング」をバランスよく

また、いかに理論を学び、トレーニングを受けたとしても、実際に顧客を獲得しなければ、オーガナイザーとしての継続的な成長が期待出来ません。

いかにクライアントと出会い、軽やかにセールスをして、クロージングへと結びつけるか。当面は、協会のメンバーがこれまでに実践して、成果を納めてきたノウハウを、惜しみなく公開していくつもりです。

以上、当協会では、オーガナイザーの必須条件である「理論」「実践」「マーケティング」を、バランスよく学べる機会を提供していきます。


協会概要

協会名 特定非営利活動法人 日本プロフェッショナル・ オーガナイザー協会
理事長 吉島 智美
理事 蔀 妙和子  井上 恵美
設立年 2008年11月
電話番号 045-973-9737
所在地 横浜市青葉区市ヶ尾町1054-6ラミネス市ヶ尾601
主な業務 セミナー事業 講演会事業
取引銀行 みずほ銀行 市ヶ尾支店

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