お知らせ

「吉島式 効率的な現場作業の進め方」セミナー

 

片付けのプロとして13年間、片付けの現場作業に携わり
多くの雑誌やテレビ番組から取材を受けてきた吉島智美が
片付けのプロを目指す人を応援する新企画!

「吉島式  効率的な現場作業の進め方」 セミナー  

のご案内です。

 

お客様は、なぜ自宅を片付けるのに
わざわざお金を払ってまで、プロに依頼すると思いますか?

一人では、すぐにやる気がなくなり途中で投げ出してしまうから?
自分では、どう片づけて良いか分からないから?

それもありますが
自分一人では何日もかかっていた片付けが
プロが関わる事であっと言う間に終わるからです。

片付けのプロを目指すなら、効率よく、
かつ、お客様の希望や想いを尊重しながら進める
そんな現場サポートを目指しませんか。

片付けの現場サービスを提案する方はぜひご参加ください。

 

【開催日時】
2108年6月2日(土曜日) 10時~16時まで

【参加費用】
初回スペシャル価格 12,000円

【会場】
渋谷区内 渋谷駅から徒歩5分
(詳細はお申込みがあった方に後日ご連絡いたします)

【参加資格】
現場作業を行う 片付けのプロを目指している方
現場作業を始めて間もない方
現状の現場作業の進め方に自信がない方

【セミナーで学べる内容】
・事前カウンセリングで確認すること
・カウンセリングシートの作り方
・現場初日でやるべき事、やってはいけない事
・作業終了後に必ず確認する事
・リピーターになってもらう秘訣

 

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クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その15)

「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラム、
今回は15回目です。

 

カリフォルニア州デルマーで活躍、キャスリン・ゴールデンさんのコラム。

オーガナイザーとして活動する中、常々「笑い」を意識している
ゴールデンさんによる、クライアント「笑わせツール」がテーマ。

 

 

彼女はクライアントを笑わせつつも、相手が最低限の片づけルールを身に着けることに
成功しています。

クライアントは、ルールを守ることをあまり意識していなさそうなのが
すごいなあと思います。

 

 

ゴールデンさんの笑わせネタ第4弾『声が聞こえる!』については、前回説明しましたが、
今回はその効果を見ていきましょう。

 

 

「後になって、彼らは私に言います:

 

 “なんてことなの! 『元の場所に戻せ』をずっとやってたんだけど、
 あなたの声が聞こえたのよ。『元の場所に戻せ』って。”

 

 彼らは、いつもこのことに興奮していて、とっても奇妙に感じている、

 ってことが伝わってくるんです」

 

 

 

「元の場所に戻せ」、英語では“fill-in-the-brank”でした。

 

空きスペースを満たせ、という意味ですが、お片づけでは「出したら戻す」に
近いと思います。

 

 

片づけのスキルや心がけについて、クライアントの耳元でずっと“fill-in-the-brank”と
連呼していたら、そしてそれがユーモラスで楽しい雰囲気であったなら、
それは一人になったときにもその声がリフレインしてくるでしょうね。

 

 

逆から見ると、そういったリフレインが起こるようなシンプルなフレーズ、
印象に残る発生とリズムを繰り返すことで、思い出してもらえる確率が高まることを意味します。

 

 

ひょんなきっかけで意識的に行うようになったようですが、こう考えると、
かなり深い意味があるようにも思えます。

 

 

うまく応用すれば、クライアントへの学習効果を高められそうですね。

 

 

この体験をした後、ゴールデンさんは積極的にこの「声が聞こえる!」を、
意識的にクライアントへの教育効果を狙って伝えているそうです。

 

 

その、伝え方がまたウィットに富んでいる上、深い意味を持っているので、
次回に説明していきたいと思います。

 

吉島智美(2013/11/18+加筆)


クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その14)

「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラム、
今回で14回目になります。

 

カリフォルニア州デルマーで活躍、キャスリン・ゴールデンさんのコラムから。

引き続き、オーガナイザーとしての仕事において、常々「笑い」を意識している
ゴールデンさんのクライアント「笑わせツール」がテーマです。

 

 

前回までのコラムを読むと、ゴールデンさんがただクライアントを
笑わせるだけでなく、しっかり最低限の片づけルールを、
クライアントに守ってもらっていることに気づきます。

 

習慣化への約束事をクライアントに徹底してもらうのは難しいことですが、
まずゴールデンさんは「笑い」を媒介にして親しみやすさを演出し、
信頼感を得ます。

 

その上でルールを簡略化・シンプル化し、「これだけは守ろう」と
クライアントに提示しています。

角が立たず、うまいやり方だと思います。

 

さてさて、今回はゴールデンさんの笑わせネタ第4弾のお話です。
今回のネタは、『声が聞こえる!』というもの。

 

クライアントに、片づいた部屋をキープしてもらうプロセスに
絡んだエピソードのようです。

どんなお話なのでしょうか?

 

 

「『声が聞こえる!』:これは実際、私がクライアントから受け取った
フィード
バックから生まれました。

 

『片づけスキルの伝達』について試行錯誤を重ねた結果、私はクライアントに、
記憶に残りやすいよう視覚的なものを渡したり、
実例を見せたり、
または説明をしたりするよう努めています。

 

 このガイダンスにおいて、私が繰り返すユーモラスな語り口は、
彼らの頭に、
片づけのスキルをしみ込ませるようです」

 

 

なるほど。

部屋をいくらキレイにしても、クライアントがキープできなければ意味がない。

 

クライアントにも片づけスキルを覚えてもらわないといけないのですが、
ゴールデンさんは片づけている間、「片づけスキルの伝達」を意識して、
わかりやすく、声に出して説明しているわけですね。

 

ゴールデンさんが印象に残る声掛けをしたり、片づけルールを標語調にして
伝えていくことで、より頭に残りやすいメッセージを連呼していくことで、
後で思い出しやすくなる。

 

そんな声掛けを意識しているようです。

 

その効果については、次回お伝えします。

 

吉島智美(2013/11/18+加筆)


クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その13)

「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラム、
今回で13回目になります。

 

カリフォルニア州デルマーで活躍、キャスリン・ゴールデンさんのコラムから。

引き続き、オーガナイザーとしての仕事において、常々「笑い」を意識している
ゴールデンさんのクライアント「笑わせツール」第3弾の説明の続き。

 

今回は、前回紹介した「11番目の戒律」の効果がどのようなものなのか
紹介する内容となっています。

 

 

「後日、この重要なガイドラインについて、メルマガやニュースレターで
 ユーモアを添えて反応を見ていますが、クライアントにはいつも好評です。

 

クライアントが本来の人生を送り、成長を実感する空間の余裕を、
 ガイドラインが与え続けているのです。

 

 私はクライアントに、『例の執行猶予通知を取り戻したくないのよ』、
 と冗談で言うんです。

 

 私が後日訪問すると、彼らは戒律に従ったかを教えてくれます 。

 『片づけたところは、まだキレイよ』

 -そして私たちは、顔を見合わせて笑うのです」

 

 

ルールが甘めのためか、多くのクライアントが継続できているようですね。
いきなりクライアントに多くを望むのは酷なので、ほどほどのルールを
設定することが、キレイな状態を保つ秘訣であることが確認できます。

 

ユーモアたっぷりのコミュニケーションに注目していますが、
実はしっかり、緩めのルールを設定して相手に守らせている点にも
注目です。ルール設定という、片づかない人には高めのハードルを、
笑いで盛り上がったタイミングでいつの間にか約束させているのが
驚きです。

 

それと、空間の余裕があることが、クライアントが自分らしい人生を送り、
成長を実感することにつながる、というくだりは、なるほどなと感じました。

 

翻訳がつたなくて、なかなか「笑い」のエッセンスを伝えがたいのですが、
少なくともクライアントとゴールデンさんとの、笑顔の絶えない
お付き合いの雰囲気は伝わってきますよね。

 

笑いもそうですが、笑顔の絶えない関係性って素敵ですよね。

 

 

次回も、また別のネタ紹介になります。

 

吉島智美(2013/10/31+加筆)


クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その12)

「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラム、
今回で12回目になります。

 

カリフォルニア州デルマーで活躍、キャスリン・ゴールデンさんのコラムからの
引用。

引き続き、オーガナイザーとしての仕事において、常々「笑い」を意識している
ゴールデンさんのクライアント「笑わせツール」第3弾の説明の続きです。

 

今回は、『11番目の戒律―なんじ、ドカ置きすることなかれ』というゴールデンさんの
ネタ明かし(使い方)になります。

 

片づけの苦手なクライアントに、最低限のルール遵守をお願いする流れで使用するネタの
ようですが、片づかない人が苦手なのがこの、ルール遵守。

 

果たして、その使い方はどんなものなのでしょうか。

 

 

「で、そのやり方なんですが、私はクライアントに重大な宣告をするように
 見せかけながら、

 

 『実は、仕事を受けられない条件があるの』とささやきます。

 

 そして私は、これまで知られていなかった11番目の戒律の存在を伝えます。

 

 

 『なんじ、ドカ置きすることなかれ』

 

 

 私たちが片づけ作業をしなかった場所にモノを置くのは問題ありません、
でもキレイに
したスペースは『ドカ置き』とは無縁のエリアにしなくてはいけない、

 

 と話します。

 

 

 このルールに例外は全くありません。破る人の仕事は受けられません。

 手を掲げ、私と誓いを立てるようにお願いします」

 

モーセの十戒に加え、未だ知られていない11番目の戒律があった。

それがこの『なんじ、ドカ置きすることなかれ』だと。

 

 

言い出すタイミングで少しもったいぶるといいますか、希少感?を演出しているのか、
演技を伴うことで重みを持たせているわけですね。

 

片づけが苦手な人は、難しいルール設定を嫌う傾向にあります。

 

でもこの場合は、

 

モノを買うのも、家に持ち込むのも問題ないですよ。

でも「片づけた部屋に、無造作にモノを置かない」

 

これだけは、最小限のルールとして守って欲しい、と強い調子で伝えているんですね。

 

 

片づかない人は買い物が好きで、片づけたら安心してまたモノを増やしがちですけど、
「片づけたところには置かない」というルールを守ることで、本人が「リバウンド感」を
感じないようにしているようです。

 

 

少し甘めのルールにも見えますが、甘めのルールでないと、続かない人が続出して
しまいますからね。

 

 

ごくシンプルなルール設定を持ち込むことも、長くきれいな部屋をキープできるコツだと
言えそうです。

 

では、このルールの効用は如何に??
次回に続きます。

 

吉島智美(2013/10/31+加筆)

 


クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その11)

「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラム、
11回目になります。

 

カリフォルニア州デルマーで活躍、キャスリン・ゴールデンさんのコラムからの
引用です。

 

引き続き、常々「笑い」を意識しているゴールデンさんのクライアント「笑わせネタ」
第3弾になります。

 

今回のネタは、『11番目の戒律―なんじ、ドカ置きすることなかれ』というテーマ。

 

片づけの苦手なクライアントに、最低限のルール遵守をお願いするエピソードが
中心です。

 

片づけルールのお願いは難しいテーマですが、どんな笑いを、
いや話をしているのでしょうか。

 

 

「私は、人にお説教するのが嫌いだし、人差し指を立ててあれこれ指示するのが
 好きでありません。

 

 

 同時に、クライアント本人が片づくまでの道すじに納得すること、
これが私のゴールです。

 

 どのプロジェクトにおいても、最大のテーマは、建物に入ってくる
新しいモノ
とは無縁の、きれいに片づいた領域を保つことであり、
それはカギとなるルール
を決めて行います」

 

 

片づかないクライアントの部屋を片づけました、でもすぐリバウンドして
散らかりました、では、プロのサービスを依頼した側・受注した側の
双方に不満が残ります。

 

 

依頼した側は自分のせいだから仕方ないと思うし、プロ側はクライアントの
生活まで立ち会えないから、散らかるのは仕方ないと思って納得するという
考え方ももちろんあります。

 

 

でもプロは経験を重ねるほど、なんとかリバウンドをしないような対策を
考えます。

 

 

維持管理のコツをクライアントに伝えるわけですが、ゴールデンさんも
ご多分に漏れず、ある「ルール」「ガイドライン」をクライアントに伝授している
ようです。

 

 

さて、どんなルールなのでしょうか。

次回、ゴールデンさんの魔法のツール第三弾の具体的な使い方を紹介します。

 

 

吉島智美(2013/10/31+加筆)


クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その10)

「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラム、
10回目です。

 

カリフォルニア州デルマーで活躍、キャスリン・ゴールデンさんのコラムからの
引用です。

 

前回に続き、常々「笑い」を意識しているゴールデンさんのクライアント「笑わせネタ」
パート2話の続きになります。

 

『マーサおばさんのティーカップ』発動後のリアクションはどんなものでしょうか?

 

「私がこの話をすると、クライアントはいつも相づちを打ち、
笑いながら大きく
うなずきます。

 

 そして私は、例の執行猶予通知がまだ効力を有することを彼らに保証します。

 

 通知は、彼らをガラクタの山から解放するための扉をこじ開ける、
バールのようです」

 

 

執行猶予通知。

前々回から言及している、「過去の罪は問わず、これからを大事にしよう」と感じさせて
くれるツールのことですが、ここでもマーサおばさんに対する罪悪感を手放すのに
一役かってくれます。

 

この免罪符によってクライアントは、使わないティーカップを押しつけてきた
「彼女自身にとっての」マーサおばさんに対する、苦手意識が混じり合った
罪悪感を手放すのでしょう。

 

 

「そして私とクライアントは、他の多くの雑多なモノと一緒になっているマーサおばさんの
ティーカップを引っ張りだし、ベストな置き場所について話し合い、
答えを見つけるのです。

 

 この手順で進めると、うまくいきます」

 

 

免罪符だけでは効かない場合、こういったエピソード系のネタと合わせ技にすることで、
相手が納得しやすくする。

 

ゴールデンさんが複数のネタを自由に組み合わせて、相手に真意が伝わるように
していることがよく分かります。

 

 

 

次回、ゴールデンさんの魔法のツール、第三弾を紹介します。

 

 

吉島智美(2013/09/16+加筆)


クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その9)

「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラム、
9回目です。

 

カリフォルニア州デルマーで活躍、キャスリン・ゴールデンさんのコラムから
引用してご紹介しています。

 

今回からは引き続き、常々「笑い」を意識しているゴールデンさんの
クライアント「笑わせストーリー」パート2のお話。

 

「もらいモノ」が捨てられないクライアントに話している、
『マーサおばさんのティーカップ』の登場です。

 

「私は、このようなシチュエーションをこう呼んでいます。

 

  『マーサおばさんのティーカップ状態』

 

 普段はお茶を飲まず、好きでもなく、友人もまたお茶を飲まない人なのに、
 使っていないティーカップを手放せない。

 

 しかも、それをくれたマーサおばさんのことも決して好きではないらしい。
 しかし、今なおそのティーカップを、後生大事に取り置いているの」

 

 

「たとえ10年以上、マーサおばさんに会ってなかったとしても、
 おばさんがサプライズの『持ち物チェック』をしに来る
 (ただ、遊びに来るだけのことなんですが)時に備えて、身動きがとれず、
 ティーカップを手放せない。

 

 ある日突然、おばさんが不意に現れて、かの悪名高いティーカップの所在を聞いて
 くるかもしれない。 その様子は、常に何かの影というか、エネルギーに
 引きずられて、心身を消耗しているかのようだったわ」

 

このネタは、身に覚えのある人なら誰でもうなずいてしまう、思わず苦笑いして
しまうようなエピソードですね。

 

嫌いなおばさんだけに、ある日突然訪ねてきて、

 

「そういえば、私があげたティーカップ使ってる?」などと、律儀にも聞いてきそうに思えます。

 

でも、そんな日が来ることはまずないんですよね。

 

頂き物を捨てられない誰もがそれを分かっているのに、なぜか、そんな恐れを抱いてしまう。

 

心の中で何となく想像していた恐れについて、ゴールデンさんがズバリと指摘して
くるものだから、言われた方はギョッとしたあと、笑うしかないですよね。

 

 

このように、相手が考えそうなことを先回りして、少し大げさに言葉にしてあげると、
相手の心に響きやすいのかもしれません。

 

 

ネタ作りに使えそうなツボですよね。

参考になります。

 

次回、『マーサおばさんのティーカップ』話を聞いたクライアントの反応を紹介します。


クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その8)

「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラム、
8回目です。

 

カリフォルニア州デルマーで活躍、キャスリン・ゴールデンさんのコラムから
引用してご紹介しています。

 

今回からは引き続き、常々「笑い」を意識しているゴールデンさんの
クライアント「笑わせネタ」パート2の話になります。

 

今回の「持ちネタ」は、『マーサおばさんのティーカップ』という名前。

 

モノを手放せないクライアントにまつわるエピソードを素材にして
まとめた話のようです。

 

 

「全てのオーガナイザーは、もらいモノを手放したがらないクライアントを
 体験しています。

 

 彼らはまさしく、自ら作り出した『罪悪感ストーリー』のために身動きが
 とれないでいます。

 

 

 よくあることですが、彼らはおかしなことに、そのもらいモノが
 本当は好きではないのです。

 

 そして、くれた人に対してさえ、好意を持っていないこともあるのです 」

 

 

これは片づけが得意な人が、片づけが苦手な人を理解できない例の中でも、
典型例のひとつですね。

 

何度か、こういう人と接していると「そんなものかな」と受け入れられるように
なりますが、慣れないうちは面食らいます。

 

 

自分が好きでもない「もらいモノ」。なんとなく「くれた人に悪いから」という
理由で、いつまでも手放すことができない。

 

別に、くれた人と特別な思い出があったり、大好きな人だから、という
理由があるわけでもない。

 

 

片づかないクライアントと接する経験をある程度積むと、こういうタイプに
「なぜ捨てないの?」と詰め寄っても効果がなく、無力感を感じるだけなんだと学習します。

 

 

でも、放っておくだけでよいのか。
片づけサポートが一歩も前に進まないままで、よい訳がありません。

 

 

そこで、マーサさんの「持ちネタ」の登場になりますが、
続きは次回に。

 

 

吉島智美(2013/09/16+加筆)


クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その7)

「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラムの
7回目です。

 

カリフォルニア州デルマーで活躍するキャスリン・ゴールデンさんのコラムから
引用してご紹介しています。

 

 

前回は、ゴールデンさんがクライアントを和ませる必殺のツールとして
何度も用いているという「ホンモノの執行猶予通知」の話が出ましたが、
今回はその続きです。

 

 

「『執行猶予通知』には、部屋がひどい状態になった経緯に、彼らが
 二度と罪悪感を抱かないようにする効果があります。

 

 出所通知のカードが届きました。

 現在は窮地を脱しています。

 許可証は交付されました。

 神はお赦しになっています」

 

この「執行猶予通知」はゴールデンさんにとって、過去の罪は問いません、

大事なのはこれからですよ、というメッセージをクライアントに伝えるための、

象徴的なツールなのでしょう。

 

 

我々には少しわかりにくいですが、そもそも「死刑」と「執行猶予」とでは、
天と地ほども重さが違います。

 

 

訴訟の多いアメリカでは、特にその違いが直感的に伝わりやすいのでは
ないかと思います。

 

 

これまで散らかしてきたことへの罪悪感を和らげ、大事なのは
これからだということを、この書面を見ただけで理解出来るという
ことで、かなりパワフルなツールになっているようです。

 

 

「これまでに、この執行猶予通知を見て笑わない人、そして罪悪感を
手放せない人
は一人もいませんでした。

 

 そして、ガラクタの処分が進むようになるのです。

 

 少なくともその時は象徴的に、でも後で文字通り、そうなります。

 

 私たちは一緒に笑います。

 

 クライアントは、大きく息を吐きます。

 

 このプロセスによって、作業をどう進めていくかが決まるのです」

 

自分が汚部屋を作り出してしまった過去にこだわると、「またやるのでは?」
という不安や恐れがつきまとい、本当にその恐れが現実化してしまいます。

 

ゴールデンさんの魔法のツール第一弾は、ネガティブな過去との決別を
クライアントに促すだけのインパクトを伴っているのでしょう。

 

過去へのわだかまりを手放してこそ、これからの自分に意識をフォーカスできる。

 

単なるお笑いネタでなく、人のメンタルの仕組みをよく理解し、
プラスに働きかける効果をよく計算して使っているツールだということが分かりますね。

 

 

次号では、ゴールデンさんの魔法のツール第二弾をお伝えします。

 

 

 

吉島智美(2013/08/11+加筆)


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