お片づけのプロ養成コース開催にあたって

JAPOではこれまで、主に単発のテーマでセミナーを開催し好評を博してきましたが、「まとめて体系的に学びたい」というご要望も頂いておりました。

ただ、既に整理収納カテゴリーの資格制度が世間にいくつもある中で、新たな資格制度を設立することに意義を見出せずにいました。資格制度は、固定したカリキュラムで体系的に学べる分かりやすさがありますが、一方で受講生が、カリキュラムの「型」にはまる危険性もあります。功罪両面ありますが、新しい仕組みを作るなら、これまで日本に無い形にしたいと考えました

吉島がアメリカで受けたオーガナイザー育成プログラムには、複数のオーガナイザーが異なる意見を交わしている様を、あえて見せるような特徴がありました。

当時は多少戸惑いましたが、今思えば受講生をステレオタイプな型にはめないための工夫だったのだと分かります。片づかない人は、第三者の型にはめられるのを何より嫌います。クライアントに合った整理整頓の仕組みを作るオーガナイザーに必要なのは「相手の価値観を認め、共感すること」です。

「答えがひとつではない世界」を、セミナーの中でも作り出していた点に深く感銘を受け、このような環境を日本でも実現したいと考えました。

講師たちが集まって相談した結果、JAPOの認定制度は、「整理と収納にし、似た価値観を持つ仲間が共有するスキル」という位置づけで提供しよう、ということになりました。

片づけを通した「家庭の幸せ」「コミュニケーションの円滑化」というテーマを最重要視し、その上で「実際に『人』そして『現場』に対面する際に役立つ知恵の結集」を実現するための仕組みです。

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1人のカリスマから学ぶのではなく、独立した整理整頓ビジネスの担い手として活動している3人の講師とディスカッションしながら、様々なオーガナイザーのあり方を学んでいく形式は、日本にこれまで無かったものです。受講生を型にはめるのではなく、受講生の個性を尊重し、自分に合った「オーガナイザーの知恵」の生かし方を見つけるのに役立つ認定制度となるでしょう。

JAPOの認定制度ならではの特徴として、「実践的であること」と「対『人』で役立つ知恵であること」が挙げられます。

オーガナイザー自身が収納スキルを高め、モチベーションを上げることも大切ですが、実際にお片づけのプロとしてサービスを提供する相手は、部屋や収納等「モノ」ではなく「人」です。

世界レベルの収納ワザを身につけても、クライアントに受け入れてもらえなければ仕事になりません。JAPOのカリキュラムの根底には、コミュニケーションや人間心理について、段階的に理解を深める意図が込められています。

相談会当日は、3人の講師が思い思いに、整理整頓ビジネスの素晴らしさについて語ります。根底の共通テーマは「片づけを通した幸福の実現」ですが、3人3様のストーリーを楽しめるのではないかと思います。興味のある方はぜひ、ご参加ください。


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