「趣味に生きる人」のお片づけ(その3)

コラム「『趣味に生きる人』のお片づけ」の3回目。   前回は、趣味に生きる人の特徴・傾向についてアメリカのオーガナイザー、 エリザベス・シェハンさんの考察をお届けしました。 クライアントの趣味について学ぶことも重要、とのことでした。   今回から、「マニア」さんのお片づけならでは、のコツを伝授してくれます。   「マニア」さんのお片づけを得意とするシェハンさんですが、システマチックに 「マニア」さんのニーズを引き出す事を勧めています。   彼らの求めるサービスが何なのかが分かるよう、あらかじめ質問リストを 用意しておくとよい、と書いています。   というのも、「マニア」さんは、「こう改善したい」となんとなく分かっている 可能性があるものの、答えをクリアに引き出す方法を知らないから、 なのだそうです。   では、質問リストを用意できない場合、どうしたらいいのでしょうか? シェハンさんは、興味深い答えを用意してくれています。   彼女によれば、「マニア」さんの要望を知るヒントになる「奇跡の質問」は、 「あなたの趣味で、最もイライラすることは何ですか?」   なのだそうです。   この質問を契機に、クライアントが抱える問題の核心へと、 入り込んでいくことを勧めています。   そこから、彼らが求める具体的な助けが、時間管理なのか、作業エリアの セッティングなのか、在庫管理なのかを見極めていくといいよ、 とシェハンさんは言っています。   この質問の切り口、なかなか興味深いと思いました。 「マニア」さんは、心ゆくまで趣味を楽しみたい、という明確な目的を 持っています。   彼らがお片づけのプロを呼ぶということは、その目的を阻害している要因が あることを意味しています。   「趣味に関することで、何にストレスを感じる?」は、まさに 「マニア」さんに対するストレートかつ的確な質問であるといえましょう。   吉島智美(2010/8/24+加筆)
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