2016/04/30 | カテゴリー:“お片づけのプロ”の日常, お知らせ
子供の「紙モノ」整理のコツ(その3)
海外コラム「子供の紙モノ整理のコツ」の3回目です。
子供の成長と共に増え続け、制御するのに困っている主婦と多く
接してきたリヴカ・キャロラインさん。
自らの「子供紙モノ整理」のノウハウを、「3Dシステム」と呼んでいます
が、今回からいよいよ、このシステムの紹介に入ります。
まずは、最初のD、Display(見せる)の解説です。
「最初のカテゴリー『見せる』は、クライアントが子供を力づけたり、
子供に思い出してもらうためのアイテムです。
たとえば『ごほうび』『テスト』『作品』の存在を『見せる』ことにより、
子供たちはスケジュール管理、そして達成感を思い出すことができます。
そのうえ、彼らが忘れたくない、誕生パーティーなどのイベントの
招待状については、安全な保管場所が必要です」
最初のカテゴリー「Display(見せる)」ですが、
このカテゴリーの目的は、キャロラインさんによれば、2つあります。
子供にスケジュールを意識してもらうため、「お知らせ」的な情報が
記載されたプリントを、子供の目につくところに置くことがひとつ。
それに加えキャロラインさんは、もう一つの目的として、
子供のモチベーションを維持したり、子供を勇気づけたりするため、
『ごほうび』や『テスト』、『作品』などを見せることも含んでいます。
ここでは、時間管理のためだけでなく、子供のメンタル管理の要素も
含めているところがユニークだと思いました。
この「Display」カテゴリーの説明ですが、なかなか深いものがあります。
次回、もう少し詳しく触れていきます。
吉島智美(2012/08/08+加筆)