子供の「紙モノ」整理のコツ(その12)

海外コラム「子供の紙モノ整理のコツ」の12回目です。   リヴカ・キャロラインさんが考案した、子供の成長と共に増え続ける「紙モノ」 整理方法である「3Dシステム」についてのコラムです。   前回から、3番目のD「Discard(捨てる)」の解説をしています。 今回は、「Discard」での注意点が挙げられています。   「どれだけの量を残すべきかという数は、クライアントの利用できるスペースの広さや、  似たものが多いかどうかによります。    子供に知らせることなしに紙モノを捨てないよう、クライアントに伝えてください。    お母さんにはスクラップ紙のように見えるかもしれないモノが、子供には  大きな価値があるかもしれないのです。    最後に、『Discard』プロセスでは、大きなゴミ箱を用意することによって、  より多くのアイテムを手放せる効果があります」   ここで大事なことは、ただの紙くずであれ、子供の許可なしに捨てないという事ですね。   クライアント宅で、ゴミだと思って紙を捨てようとしたら、それが子供の初めての 落書きだったり、初めての折り紙だったりすることがたまにあるんですね。   何も考えずに捨てようとするか、貴重品のように扱うかで、クライアントの オーガナイザーを見る眼が全く異なるはずです。   経験を積んだプロなら、不用意にクライアントのモノをゴミ扱いしませんが、 家族の場合、やってしまうことがあります。家族の許可なく捨ててしまうことが。   「家族への愛情」、が理由とされることが多いのですが、コミュニケーション無しで 家族のモノを処分するのは、相手の信頼を裏切る行為です。   家族だからこそ、たとえ相手が子供でも、要不要を聞かずに処分するのは 絶対禁止。強引に捨てる方向へ誘導するのもなし。じっくり家族の言い分を聞く いい機会と考えて、コミュニケーションを図るよう留意してほしいものです。   あと、最後の「大きなゴミ箱」については、紙モノ整理に限って言えば、 日本ではあまり当てはまらないですね。   なぜかというと、日本の主婦は紙ゴミのことを「資源ごみ」と考え、 縛れるように積んでおく人の方が多いからです。   片っ端から紙ゴミをゴミ箱へポイポイ、という人は、最近は随分減っている印象があります。     吉島智美(2012/11/07+加筆)
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