2017/11/02 | カテゴリー:“お片づけのプロ”の日常, お知らせ
クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その8)
「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラム、
8回目です。
カリフォルニア州デルマーで活躍、キャスリン・ゴールデンさんのコラムから
引用してご紹介しています。
今回からは引き続き、常々「笑い」を意識しているゴールデンさんの
クライアント「笑わせネタ」パート2の話になります。
今回の「持ちネタ」は、『マーサおばさんのティーカップ』という名前。
モノを手放せないクライアントにまつわるエピソードを素材にして
まとめた話のようです。
「全てのオーガナイザーは、もらいモノを手放したがらないクライアントを
体験しています。
彼らはまさしく、自ら作り出した『罪悪感ストーリー』のために身動きが
とれないでいます。
よくあることですが、彼らはおかしなことに、そのもらいモノが
本当は好きではないのです。
そして、くれた人に対してさえ、好意を持っていないこともあるのです 」
これは片づけが得意な人が、片づけが苦手な人を理解できない例の中でも、
典型例のひとつですね。
何度か、こういう人と接していると「そんなものかな」と受け入れられるように
なりますが、慣れないうちは面食らいます。
自分が好きでもない「もらいモノ」。なんとなく「くれた人に悪いから」という
理由で、いつまでも手放すことができない。
別に、くれた人と特別な思い出があったり、大好きな人だから、という
理由があるわけでもない。
片づかないクライアントと接する経験をある程度積むと、こういうタイプに
「なぜ捨てないの?」と詰め寄っても効果がなく、無力感を感じるだけなんだと学習します。
でも、放っておくだけでよいのか。
片づけサポートが一歩も前に進まないままで、よい訳がありません。
そこで、マーサさんの「持ちネタ」の登場になりますが、
続きは次回に。
吉島智美(2013/09/16+加筆)
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