クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その12)

「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラム、
今回で12回目になります。

 

カリフォルニア州デルマーで活躍、キャスリン・ゴールデンさんのコラムからの
引用。

引き続き、オーガナイザーとしての仕事において、常々「笑い」を意識している
ゴールデンさんのクライアント「笑わせツール」第3弾の説明の続きです。

 

今回は、『11番目の戒律―なんじ、ドカ置きすることなかれ』というゴールデンさんの
ネタ明かし(使い方)になります。

 

片づけの苦手なクライアントに、最低限のルール遵守をお願いする流れで使用するネタの
ようですが、片づかない人が苦手なのがこの、ルール遵守。

 

果たして、その使い方はどんなものなのでしょうか。

 

 

「で、そのやり方なんですが、私はクライアントに重大な宣告をするように
 見せかけながら、

 

 『実は、仕事を受けられない条件があるの』とささやきます。

 

 そして私は、これまで知られていなかった11番目の戒律の存在を伝えます。

 

 

 『なんじ、ドカ置きすることなかれ』

 

 

 私たちが片づけ作業をしなかった場所にモノを置くのは問題ありません、
でもキレイに
したスペースは『ドカ置き』とは無縁のエリアにしなくてはいけない、

 

 と話します。

 

 

 このルールに例外は全くありません。破る人の仕事は受けられません。

 手を掲げ、私と誓いを立てるようにお願いします」

 

モーセの十戒に加え、未だ知られていない11番目の戒律があった。

それがこの『なんじ、ドカ置きすることなかれ』だと。

 

 

言い出すタイミングで少しもったいぶるといいますか、希少感?を演出しているのか、
演技を伴うことで重みを持たせているわけですね。

 

片づけが苦手な人は、難しいルール設定を嫌う傾向にあります。

 

でもこの場合は、

 

モノを買うのも、家に持ち込むのも問題ないですよ。

でも「片づけた部屋に、無造作にモノを置かない」

 

これだけは、最小限のルールとして守って欲しい、と強い調子で伝えているんですね。

 

 

片づかない人は買い物が好きで、片づけたら安心してまたモノを増やしがちですけど、
「片づけたところには置かない」というルールを守ることで、本人が「リバウンド感」を
感じないようにしているようです。

 

 

少し甘めのルールにも見えますが、甘めのルールでないと、続かない人が続出して
しまいますからね。

 

 

ごくシンプルなルール設定を持ち込むことも、長くきれいな部屋をキープできるコツだと
言えそうです。

 

では、このルールの効用は如何に??
次回に続きます。

 

吉島智美(2013/10/31+加筆)

 


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