クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その15)

「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」コラム、 今回は15回目です。   カリフォルニア州デルマーで活躍、キャスリン・ゴールデンさんのコラム。 オーガナイザーとして活動する中、常々「笑い」を意識している ゴールデンさんによる、クライアント「笑わせツール」がテーマ。     彼女はクライアントを笑わせつつも、相手が最低限の片づけルールを身に着けることに 成功しています。 クライアントは、ルールを守ることをあまり意識していなさそうなのが すごいなあと思います。     ゴールデンさんの笑わせネタ第4弾『声が聞こえる!』については、前回説明しましたが、 今回はその効果を見ていきましょう。     「後になって、彼らは私に言います:    “なんてことなの! 『元の場所に戻せ』をずっとやってたんだけど、  あなたの声が聞こえたのよ。『元の場所に戻せ』って。”    彼らは、いつもこのことに興奮していて、とっても奇妙に感じている、  ってことが伝わってくるんです」       「元の場所に戻せ」、英語では“fill-in-the-brank”でした。   空きスペースを満たせ、という意味ですが、お片づけでは「出したら戻す」に 近いと思います。     片づけのスキルや心がけについて、クライアントの耳元でずっと“fill-in-the-brank”と 連呼していたら、そしてそれがユーモラスで楽しい雰囲気であったなら、 それは一人になったときにもその声がリフレインしてくるでしょうね。     逆から見ると、そういったリフレインが起こるようなシンプルなフレーズ、 印象に残る発生とリズムを繰り返すことで、思い出してもらえる確率が高まることを意味します。     ひょんなきっかけで意識的に行うようになったようですが、こう考えると、 かなり深い意味があるようにも思えます。     うまく応用すれば、クライアントへの学習効果を高められそうですね。     この体験をした後、ゴールデンさんは積極的にこの「声が聞こえる!」を、 意識的にクライアントへの教育効果を狙って伝えているそうです。     その、伝え方がまたウィットに富んでいる上、深い意味を持っているので、 次回に説明していきたいと思います。   吉島智美(2013/11/18+加筆)
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