クライアントを元気づける技術とその方法(その1)

当コラムではアメリカのオーガナイザーによるレポートを紹介しています。 今回からのテーマは、お片づけのプロには必須のスキルと考えられる、 「クライアントを元気づけ、安心させる技術」です。   単なる技術と考えると危険な側面もありますが、お片づけの現場に今回のテーマを 意識しながら入ると、クライアントと良好な関係を構築することが出来ます。     アリゾナ州ツーソンで、「クラター・バスター」として活躍している、 パム・ロウシャーさんのコラムから引用していきます。     お片づけの現場では、散らかっている部屋の現状ばかりに目が行きがちですが、 お客様の抱いている思いや、不安感にも留意しないといけません。   部屋ではなく、人を見るというアプローチでいた方が、現場仕事が円滑に進みます。     今回からのコラムは、クライアント対応という面で参考になる知恵が たくさん含まれていますので、ぜひ参考にして下さい。     ロウシャーさんのコラムは、まず、ほとんどのお片づけのプロが現場で体験している、 お客様とのやりとりから始まっています。     「声に出す、出さないは別として、片づけ現場ではオーガナイザーに対し、  多くのクライアントがこんな問いかけをしています。   『あなたがこれまで関わった中で、うちが一番ひどいんじゃないの?』」     「うちが一番ひどいんじゃないですか?」は、お片づけのプロなら必ずと言って いいくらい、客から聞かれたことのある言葉です。   アメリカでも日本でも、全く同じなんだと思うと笑ってしまいますね。     個人的には、こんなにひどいのよ、と自分の惨状をさらけ出して、 早くラクになってしまいたい、という気持ちの現れだと思っていますが、   それ以外の思いも含まれているのでは?というのが、ロウシャーさんの見方です。     次回に続きます。   吉島智美(2014/06/30+加筆)
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