クライアントを元気づける技術とその方法(その2)

当コラムではアメリカのオーガナイザーによるレポートを紹介しています。 前回から、「クライアントを元気づけ、安心させる技術」をテーマとしています。   片づけサポートの現場に今回のテーマを意識しながら入ると、クライアントと 良好な関係を構築することが出来るでしょう。     アリゾナ州ツーソンで、「クラター・バスター」として活躍する、 パム・ロウシャーさんのコラムから引用しています。     前回は、クライアントが誤解していがちな   「どこよりも、うちが一番ひどいんじゃないの?」   についての言及がありましたが、今回はこの発言を掘り下げていきます。     「どのクライアントも、この問いかけの背後に、様々な感情や思い込みを  抱いています。    何人かは、あなたがもっとひどい家を見たことがあってほしい、 それなら安心できると思っています。    羞恥心、恐れ、罪悪感や不安といった感情を抱いている人も いるかもしれません」   同じ質問をしてくる人たちでも、内面に抱えている思いや感情は 人それぞれなんですね。   ある人は、「ひどいでしょ」と言いながらも、自分は最悪じゃないと言って欲しい。 またある人は、早めに懺悔することで自分の罪悪感から解放されたい。   単純に、自分の家が客観的に見てどういう状態なのかを知りたいだけ なのかも知れません。     クライアントの言葉には色んな含みがある、とあらかじめ知っておくのも大切です。 私は、相手の言っていることを額面通りに受け取らないよう、少し含みをもって 受け止めることを心がけています。     相手の言葉の受け取り方と、それに対する対応次第で、相手を元気づけることも できますが、逆にがっかりさせることもあり得るのです。     次回に続きます。   吉島智美(2014/06/30+加筆)
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