オーガナイザーの価値は「片づけサポーター」にとどまらない(その1)

当コーナーでは、毎回アメリカのオーガナイザーによる、お片づけビジネスに
関するレポートを紹介しています。


 お片づけのプロの役割は、単にクライアントの部屋を片づけるだけでは
ありません。



 それは目的の一部であり、片づけだけにフォーカスしていては、クライアント
の部屋はあっという間に元の散らかった状態に戻るでしょう。


 リバウンドを防ぐためにも、普段から「片づけサポーター」以外の役割も
プロとして意識しておかねばなりません。



 「片づけ以外の役割」について、私なりに思うところはありますが、
それはアメリカのオーガナイザーも強く意識している点であるようで、
ピンポイントのコラムを見つけました。



「More than an Organizer」という テーマでマージョリー・ゴンザレスさんが
書いたコラムを見ていきましょう。

「オーガナイザーがクライアントにお片づけサービスをする場合、私たちが
 実践するお片づけの効果は、散らかった環境を整えること以上の価値が
 あります」


 お片づけの効果が、「部屋がきれいになる」だけに限らず、時短効果が
あったり、無駄遣いが減ったり、家族仲がよくなったりといった副次的な
効果もあることは一般にも知られています。

 散らかった環境を整える以上の価値がある仕事なのですから、普段から
そのことを意識し、クライアントにより大きな価値を受け取ってもらえるよう、
意識的に行動してもいいのではないかと思います(狙いすぎは禁物ですが)。

「この仕事は私たちオーガナイザーを、教師やトレーナー、クライアントに
 やる気をもたらすモチベーターにもします。

 そして、ある意味クライアントの人生にポジティブな変化をもたらす、
 セラピスト的な存在にもなり得るのです」

 ゴンザレスさんの解釈では、オーガナイザーの「片づけ」以外の価値は
大きく分けて3つあるそうです。

 教師、トレーナー、モチベーターです。

 次回より、それぞれについて彼女の解釈を見ていきましょう。



吉島智美(2015/07/14+加筆)


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