2016/09/30 | カテゴリー:“お片づけのプロ”の日常, お知らせ
子供の「紙モノ」整理のコツ(その8)
海外コラム「子供の紙モノ整理のコツ」の8回目。
リヴカ・キャロラインさんが考案した、子供の成長と共に増え続ける「紙モノ」の
整理方法「3Dシステム」について語るコラムを紹介しています。
今回は、2番目のD「Deposit(預ける)」の説明、2回目になります。
「Deposit」の、注意点が挙げられています。
「思い出深い紙モノ(特別なバースデー・カードや友だちからのメッセージ)は、
親が預かるルールにすることはできますが、子供たちは捨てたがりません。
『Deposit』では子供の名前のラベルがついた、大きな箱を使うといい具合です。
前述の雑誌ホルダーがいっぱいになったら、中身をより大きな箱
(地下や屋根裏などに保管)に移し、ホルダーを空にするようクライアントに
指示します。
郵便物や、子供が持ってきた必要書類は、家族がよく通る場所に保管すべきです」
「たかが紙モノ」と言えど、子供にとって感情的に価値あるものが含まれています。
ただの紙屑と甘く見て、勝手に親やプロ側が処分してしまうと、
後々にクレームの対象になります。要注意ですね。
必要書類の預かり場所を、普段よく通る所にするのは大切ですが、
通行の邪魔になるので、容量は限られてしまいます。
その場合、別の保管箱を用意して、古くなったモノから順次場所を移し、
ストックしておくことを勧めています。
記憶に新しいモノをよく通る場所に置くのは「Display」と同じですが、
古くなったモノについては、地下や屋根裏部屋などの収納に置いてもよい
カテゴリーのようですね。
しかし、決して捨ててはいけないモノだということ、くれぐれもお忘れなく!
吉島智美(2012/10/03+加筆)