2017/04/28 | カテゴリー:“お片づけのプロ”の日常, お知らせ
クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放(その2)
当コラムでは毎回、アメリカのプロフェッショナル・オーガナイザーによる
レポートをお届けしています。
前回から始まったコラムシリーズは、
「クライアントを笑わせよう。 罪悪感と恐れからの解放」と題し、
お片づけサポートに笑いが果たす役割について書いています。
カリフォルニア州デルマーで活躍するキャスリン・ゴールデンさんのコラムからの
引用です。
「さて、コメディアンたちにもたらされた成功のほか、こういった笑いの歴史に
何の意味があるのでしょうか?
ざっくり言いますが、笑うこと、そして気軽になるということは、気分をよくさせます。
そして科学的にも、笑いがエンドルフィン濃度を上昇させることにより、
体に好影響を及ぼすと証明されています」
エンドルフィンとは、脳内で機能する神経伝達物質のこと。
多幸感をもたらすと言われています。
ここでは、笑いが感覚的にも、生理学的にも人に好影響をもたらすことについて
言及しています。笑いの効用に科学的な論拠を与えています。
だからこそ、人は「笑い」を求め、さらなる「笑い」を追求してきたといえますね。
笑いを求めることは、ある意味、本能的なプロセスなのかもしれません。
「笑いは人を健康にします。 健康にするといえばブロッコリーもそうですが、
私は正直言いまして、笑いの方が食べやすくて、より楽しいと思います。
『笑いは、最高の医療だ』この格言は、まさしく真実だと思います」
片や、お片づけはクライアントにとって、どちらかと言えばつらく、
苦痛を感じるプロセス。
そこに笑いがあったら、どう事態は好転するか。
このコラムの核心は、笑いとお片づけのマッチングについてなのですが、
いよいよ次回から、ユーモアがお片づけビジネスに果たす役割に迫ります。
吉島智美(2013/06/07+加筆)
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